猫が大けがをしました ②

その後

先日足の靱帯を切ってしまい、左後ろ足がほぼ動かなくなってしまったうちの猫ですが、退院後、片足を引きずりながらもそれなりに動き、自分でご飯を食べ、トイレにも行き、経過は順調なものと思えていました。

このまま足がまた動くようになることを願いつつ、検査のために病院に行き、再度レントゲンを撮ってもらったところ、思ってもないことが判明。

靱帯を切った足が骨折しているとの事。痛いそぶりを見せなかったので全く気づきませんでしたが、無理に足を動かす生活のどこかで折ってしまった様子。

簡単に絵を描いてみました。靱帯を切った足の固定のために黒い金具を付ける手術をしましたが、太ももの部分にあたる骨がポッキリと折れてしまい、固定が意味をなしていない状況。

このままでは足は治るはずもないので、まずは骨折の治療。その後に改めて膝の治療という形をとる必要があるとの事。もしくは、断脚も検討しなければならないという状態となっていました。

苦渋の決断

骨折を治し、膝を治すとなると入院・手術を繰り返すことになります。さらにはそれで元通りになることは相当難しいとの事。何より、猫に大きな負担・ストレスと痛みを長い時間与え続けることになります。手術代は何とかするにしても、それはあまりにかわいそうではないかと考えると、脳裏に断脚がちらつき始めます。

切る・・・?この脚を??

高いところが大好きな猫です。いつもロフトに設置した窓から外を眺めていました。片足がなくなればロフトにはもう上がれません。キャットタワーも低いものしか使えません。それでも、長い時間苦しむよりはずっとマシです。片足でも元気に暮らしている猫もたくさんいます。

高いところが大好きでした

本当は嫌で嫌で仕方がない。医師の前で涙が出そうになるのをこらえながら、最終的には断脚を選択しました。

彼は強い男の子です。足の一本くらい無くなったってなんてことないでしょう。そう自分に言い聞かせながら、断脚手術を依頼しました。手術後は入院が必要ですが、順調にいけば3日程度で退院できるとの事。

片足猫が生活に困らないよう、いろいろ準備しなければ。

ちなみに他の子たちは元気です。

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