家を建て替えた話 その1

もう一年半ほど前になりますが、我が家を解体し更地にして、新築の家に建て替えました。その際に発生したいろいろな検討事項や費用、ハプニングなどを時系列に沿って何回かに分けて投稿していこうと思います。

解体により更地と化した我が家(跡地)

建て替え前の家について

なぜ建て替えをすることになったのかという話の前に、まずはそれまで住んでいた家についてお話させていただくと、そもそもこの家が更に遡ること6年ほど前に中古で購入した家でした。

築25年程度でしたがサザエさんの家のような古風な作りで、畳の部屋同士がふすまで仕切られ、台所が別の場所に設置してある昭和レトロを感じさせる家づくりとなっていました。

玄関を開け中に入ると大きなホールになっている変わったお家

広さも相当あるにもかかわらずやたら安く売られており、駅からも徒歩圏内という事で、購入に踏み切りました。そして、我が主(猫)たちを満足させるためにキャットウォークなどを完備し、それなりに満足のいく結果となっていました。

建て替えとなった理由

結構なお金をかけてあれこれリフォームしましたが、様々な理由から建て替えを決意しました。もちろん家の性能も理由の一つですが、それ以上に看過できない理由がいくつも積み重なっていました。

  • 雨漏れがひどく、壁内部に黒カビが広がった
  • ねずみ・ゴキブリの襲来
  • 大型トラックが近くを通ると振動がひどい

中古の家という事である程度は予想できていたことですが、それ以上に家のあちこちに生き物の通り道があるようで、他にも様々な虫との出会いと別れがありました。また、ちょっとした風の強い日の雨は家の中に複数のバケツを置かなければならないほどひどい雨漏れと、それに伴う黒カビが精神的にきつかったということもありました。

・・・いらすとやさんのゴキブリはかわいいですね。

トラックによる振動もひどかったですね。慣れるまでは明け方に走るトラックの揺れで目が覚め、地震情報を確認する日が何度もありました。

家の安さに目がくらんで「細かい事は許容しよう」というマインドになっていると、細かい事前確認をしなくなり、住んでから激しく後悔することを身に染みて理解しました。もちろん、この家も良いところはたくさんあったんですけどね・・・。

そんなこんなで、建て替えを決意した私は、泣きながら住宅公園やインターネットで建て替えに関する情報の収集を始めたのでした。

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